
挑戦の先へ Shape the Future挑戦
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物流センターの自動化提案
自動化をテーマにした、
物流センター立ち上げプロジェクト
スマートインダストリー推進室は、倉庫・工場の自動化提案を行う部門横断型の組織。多くの業界で共通の課題となっているアナログな物流業務を効率化するため、2024年に発足しました。私はある物流会社を担当し、ドラッグストア向け物流センターの立ち上げプロジェクトを推進することに。大小さまざまな自動化設備を仕入れて販売するとともに、商品の入庫から保管・出庫までを管理する自動化倉庫システムの導入に取り組んでいます。物流センターでは、メーカー各社から大量の商品を入庫し、各店舗に向けて配送仕分けします。この煩雑な仕分け作業はもともと人手に頼ってきましたが、自動化・省人化すれば、業務効率を大幅に向上させることができます。物流業界における人手不足の問題に対しても、有効な解決策として期待されています。
いずれの仕事も新鮮でしたが、特に自動化倉庫システムの導入は初めて尽くし。まさか機械・インフラ商社に入ってシステムの要件定義を進めることになるとは思ってもいませんでした(笑)。お客様と仕入先との打ち合わせはほぼ毎日。議論をリードしつつ、議事録をとって配信するには、物流だけでなくシステムへの深い理解が求められます。これらを何度も繰り返しながら仕様を固めていく経験はとても勉強になりましたし、やりがいを感じました。

新しい商品にも、新しい仲間にも
オープンマインドな会社
住友商事マシネックスは、法令遵守を徹底した堅実な会社である一方、非常にオープンな会社です。事業や仕事の面では、新しいことにアンテナを立てて挑戦していく気概にあふれています。展示会に足繁く通い、ポテンシャルの高い商品を見つけようものなら、すぐさま提案活動につなげる。そんな社員が本当にたくさんいます。私の上司もその一人でした。印象的だったのは、入社して間もない頃、上司に連れられて大学教授のもとに通ったこと。新エネルギー分野の画期的な技術について、教授と楽しそうに話す上司の姿が印象的でした。研究段階のものに対しても積極的にチャレンジする姿勢にはとても驚きました。
オープンマインドという点では、新しい仲間に対しても同様です。現在はキャリア採用が増えつつありますが、当社はどちらかというと新卒採用を中心にしてきた会社。そのため入社したての私は、すぐに溶け込めるか不安でした。でも蓋を開けてみれば、新卒・キャリア関係なく全社的に仲が良く、ウェルカムな雰囲気で迎えてもらえました。しかもありがたいことに、同年代の2015年入社組の同期会にも毎回呼んでもらっています。入社時に感じた「人柄の良さ」は、こんなところにも表れています。

物流の自動化を、幅広い業界の
顧客に広げていきたい
現在、第1弾の物流センター立ち上げプロジェクトは佳境を迎えつつあります。自動化設備については、搬入や据え付けなどの立ち会い、スケジュール管理の対応をしています。自動化倉庫システムについてもすでに受注しており、システムの詳細を決める打ち合わせに参加しています。この先、2〜3ヶ月以内に開設し、ドラッグストアへの商品配送をスタートする予定です。さらに、第2弾のプロジェクトも並行して進めていて、こちらは半年後に開設予定。このまま大きなトラブルなく立ち上げを成功に導くことができたら、大きな達成感が得られると思います。
今後の目標は、スマートインダストリー推進室の既存顧客だけでなく、各事業部のお客様に対しても、自動化提案を展開していくことです。
自動車部品会社や鉄鋼会社など幅広い業界の知見を増やし、機械・インフラ商社のプロフェッショナルとして価値提供できるようになりたいと考えています。
